≪今日は12月14日(土)です≫
~ピッチャー~
今日も多くのご予約をいただき
ありがとうございました。
広島市内の中学から
県外の高校に野球留学に行っている選手です。
☆
以前、目を疑うようなニュースがありました。
全日本軟式野球連盟が小学生を対象に調査したところ、
『エコー検査によって79%のピッチャーに障害歴が“見つかった”』そうなのです。
しかも、
『問診で小学5年生は55%しか障害歴を申告しなかった』とのこと。
これは実に
『2割の子どもが痛みを隠した可能性がある』ということです。
『何故、そこまで我慢をしないといけないのか』というと
少子化の影響やサッカーなど多種にわたる競技が増えたことにより
選手不足によるチーム事情もあるのです。
私の接骨院では
大事な大会前に『痛みがあっても投げたい』と子どもに言われたら
大人の事情など考慮して確かに考えます。
しかし、
今の時代は上記の理由により『ノー、NO!!、ダメです。』
『なんでもっと早く来んのん?治療法はなんぼでもあるのに・・』と。
そして、この問題は違う理由もあります。
まだ、体が出来ていない小さな子どもにボール(重い)を
投げさせることが肘に無理があるのです。
「首の据わり」の弱かった子どもは
ハイハイ運動をあまりせずに歩ける様に支えてもらったので
身体も軟らかく、その結果ある関節が硬いのです。
そして、
『治療法はなんぼでもあるのに・・』というパターンの選手は
確かに治療には行っているのです。
病院や整形外科でレントゲンやMRI検査を受けているのです。
そして、電気治療やシップ薬をしたりしています。
でも、よくならない。。。
痛みは和らぐのだけれども。。。
何故なら
慢性疼痛や成長痛は“怪我ではない”という概念をもつこと。
エコー検査は
急性期から慢性期に移行した時の“結果”なのです。
だから、
レントゲン検査やMRIでは“まだ異常が見つからない”のです。
もちろん、いちばん良いのは、
子どもが痛みに悩むことなく選手生活を続けられること。
その為にも
「身体づくり」と「ケア」が重要です。
小学生、中学生、高校生の身体は同じような症状でも
まったく違うので
治療法も違うということを忘れてはいけないのです。
アスリートのケアを多くしていると
「筋肉の質」や「関節の強さ」などの情報が入って来ます。
一流選手の身体を施術していると共通して言えることは
「身体が丈夫」である。
身体が丈夫とは「しなやかな筋肉」と「関節」をしている。
これは“食事が大切である”という事の現れです。
~BIG MAHALO!!~